死亡保険金

ほとんどの人は生命保険として死亡保険には加入しているでしょう。大規模な会社の場合、このような保険を会社の福利厚生として企画していることも多く、一般の保険会社で加入することに比べるとかなり割安な保険料で加入することができます。

 

しかし、死亡保険の保険料は、保険金の金額によって決まります。大きな保険金の契約は保険料も高いです。結婚して子供ができると保険会社の人が、万が一に備えて保障を厚くしましょうと勧誘してきます。しかし何事も限度があります。1億円単位の保険を勧めてくる保険会社は相手にしない方が賢明です。

 

保険金の目安

案外知られていませんが、会社で働いている人が死亡すると、健康保険組合から子供が18歳になるまで基本給ベースですが6割程度の給付金が出ます。

 

よく、サラリーマンであっても万が一の際は収入がゼロになるという保険会社のセールス担当がいますが、そんなことはありません。また、住宅ローンも最近は契約者が死亡するとローンがゼロになります。

 

このようなことを考えると、一家の大黒柱であるお父さんに万が一のことがあっても1億円と言う保険金が必要ないことは明白です。ちょっと考えればわかるのですが、保険会社のセールス担当者はあの手この手で契約を取ろうとします。

 

死亡保険は保険金が安いので安易に大きくしがちですが、保険料支払は長期間にわたるので注意が必要です。