債務整理

闇金の返済の怖いところは、その対象が債務者本人にとどまらないというところです。

お金を借りるという以上、本人が返済ができなくなったり失踪したりすると、場合によっては家族に返済の義務が移ってしまうことがあるのはどんな金融でも同じなのですが、闇金ではその権利が早いうちから行使され、度を超えたものになります。

例えば取立ての電話も訪問も、家族に隠しておきたいという気持ちに対して配慮はなく、本人以外のところに当たり前のように請求があります。

嫌がらせのような行為や、脅しに似た手段で、何が何でも貸した分の金額を、異常な利息も含めて回収しようとやってくるのです。闇金にお金を借りてしまった人の中には、それが原因で家族との縁を切らざるを得なくなる人も存在します。

経済面でも精神面でも、人間関係の面でも、一回の借り入れで全てが滅茶苦茶になってしまったという被害の声は、決して少なくはないのです。それでも闇金は、返済が成るのならどんなことでもします。

その家族への回収も思うようにいかなくなったら、今度は本人に身を削った返済を求めてきます。労働力や肉体、名義や戸籍などあらゆるものを借金のカタに差し出すことになるでしょう。逃げていても見逃されることはなく、どんな形でも完済となるまで、その手が引かれることはありません。

このような闇金融を相手にしていては精神的にもまいってしまいますので、すぐに闇金問題に特化している法律事務所に相談をして、取り立てを止めてもらうようにしましょう。